ジョブレスリカバリーとは「雇用なき景気回復」と言われます。
ITの進化により景気が回復しても雇用がともなわない状態です。
便利な世の中になる一方で雇用がAIや機械に奪われる時代になります。
そんな中で私たちはどのように生きていけばいいのでしょうか?
この記事は
- 自分の将来に不安を抱えてる方
- どんな未来が訪れようとしてるのか知りたい方
- 将来の為に何をすればよいのか
そんな方に読んでいただきたい記事です。
ジョブレスリカバリー時代を生き抜く為にやるべきこと
既に始まっているAI・IT化の波
2019年6月のニュースでで損保ジャパンが4,000人削減。
というニュースがありました。
参考 損保ジャパン、4000人削減=ITで効率化、介護分野などに配転JIJI.comまた、三井住友FGも5,000人削減。
というニュースもありました。
参考 三井住友FG、IT活用で5000人削減の衝撃!銀行員や金融機関の大リストラ時代のはじまりBLOGOS既にITによって仕事を失う時代が来ていますし他人事ではない状況になっています。
人が機械に変わっていく
工場で働いている方は既に体感しているだろうと思います。
私も過去、自動車やバイクの生産工場のラインで働いていた経験があります。
流れてくる製品を自分の工程分決められた役割をたんたんとこなす仕事です。
この時、既に自分のやっている事はいづれ機械に変わるんだろうなと考えていました。
そう考えた時、すごく虚しくなったのは今でも覚えています。
今その工場があるか分かりませんが、おそらくかなり機械化されていて私のやっていた工程はなくなっていると予想されます。
これが工場だけではなく様々な分野に広がっています。
どんな分野がなくなるか
20年後になくなる職業ランキングについて2018年7月5日号の『女性セブン』に掲載されていました。
※%は機械・AIに代替が可能な確率です。
1位 電車運転士 99.8%
2位 経理事務員 99.8%
3位 包装作業員 99.7%
3位 路線バス運転手 99.7%
5位 じんかい収集作業員 99.6%
6位 郵便外務員 99.5%
6位 学校事務員 99.5%
6位 ビル清掃員 99.%
9位 銀行窓口係 99.4%
9位 計器組立工 99.4%
9位 金属製品検査工 99.4%
12位 給食調理人 99.3%
13位 弁当・惣菜類造工 99.2%
15位 新聞配達員 99.1%
16位 マンション管理人 98.9%
17位 通関士 98.8%
18位 ホテル客室係 98.7%
19位 自動車組立工 98.3%
20位 警備員 97.8%
21位 測量士 97.3%
22位 タクシー運転手 95.4%
23位 刑務官 94.7%
24位 秘書 94.5%
25位 航空管制官 94.3%
26位 プログラマー 94.2%
27位 税務職員 94.0%
28位 行政書士 93.1%
29位 税理士 92.5%
30位 航空自衛官 92.3%
31位 弁理士 92.1%
32位 機会修理工 91.6%
33位 クリーニング師 88.9%
34位 自動車板金工 88.4%
35位 原子力技術者 88.1%
36位 型枠大工 86.2%
37位 公認会計士 85.9%
38位 不動産鑑定士 84.0%
39位 家政婦 82.7%
40位 稲作農業社 82.6%
41位 ラーメン調理人 82.1%
42位 鍛造技術者 79.9%
43位 社会保険労務士 79.7%
44位 OA機器販売員 79.0%
45位 司法書士 78.0%
46位 国際公務員 78.4%
47位 臨床検査技師 77.6%
48位 信用金庫渉外係 75.9%
49位 テレフォンアポインター 74.9%
50位 大工 72.6%
です。
皆さんの職業はここにありましたか?
これまで大学や国家試験を通らないと慣れない仕事までも奪われる可能性があるというのは驚きですよね。
便利になる反面苦労する人が必ずいます
以前は機械の得意分野が単純な繰り返し作業を高速に処理することでしたが、最近はAIが発達し進化し続けているので人間しかできなかった分野にAIが進出してきています。
便利な世の中になると一方で苦労する人が増える。
これは今に始まった事ではありません。
iphoneが発売されて10年以上たちます。
iphoneの存在があって情報の取得がより早くなり、電話の枠を超え小さなコンピューターともいえる革新的なものですが、その反面ガラケーに注力して出遅れた日本の電機メーカーは目もでず撤退する企業が続出、日本企業はSONY、シャープ、京セラぐらいになってしまいました。
また、海外メーカーの台頭によってスマホ以外の家電でも日本の経済・雇用にも大きな影響が出たでしょう。
リストラや早期退職を告げられた方も多くいるはずです。
次はその対象が自分になるかもしれません。
会社は会社を存続・成長させるためには損保ジャパン・三井住友FGのようにリストラすることは当たり前にあります。
突然その日を迎えたらあなたはどうしますか?
どうすれば生き抜けるか
20年後になくなる職業ランキングに乗ってなかったから大丈夫。
という事ではなく、いつどうなっても良いようにリスクヘッジはしておくべきです。
ご家族がいる方は特にそうです。
自分の身体ひとつがどうなるかによって家族にも苦労させてしまうかもしれません。
まずやるべくことは
収入の柱を2つ以上持つ事です。
できれば3つです。
最近でこそ副業が奨励されていますが、ほとんどの方は一つの会社にお勤めだと思います。
現状は収入の柱は一つです。
この一つが倒れたら・・・お分かりですよね?
3本の矢は折れにくい
毛利元就の「三本の矢の教え」をご存知でしょうか?
一本の矢は容易に折れるが、三本まとめてでは折れにくい
つまり収入の矢をたくさん持っていれば折れにくいのです。
会社という一本の矢に頼っていくのは非常にリスクがある。
という事をまず認識していただく必要があります。
今すぐに2本目・3本目の矢を用意しましょう。
では、何をやれば良いのか?
私がおすすめするのは権利収入が得られるビジネスです。
権利収入については下記の記事も参考にしてみてください。
働かなくても得られる収入の柱を持てる事が理想です。
時間で働いて稼ぐ方法だとどうしても限界があり、自分が働いた時間分しか稼げません。
そうなると自分の時間や家族との時間を減らすこととなります。
時間で働く方がすぐに収入が入るので魅力的ではありますが、ずっとその生活を続けられる自信はありますか?
権利収入は得られるまでに時間はかかりますが、投資であれば福利の力が働きだすと手堅い権利収入になります。
パソコンがあればできるネットビジネス・投資などでビジネスを始める事を推奨します。
なかなか手が出にくい分野だと思いますが、やる際は自己流は避け、お金かけてもその手のプロに学んでやることを強くお勧めします。
いかがでしたでしょうか?
ジョブレスリカバリー時代はすぐに既に到来しています。
自分の生き方・将来の事を真剣に考えてみませんか?
気づいた人はもう動き出していますよ